バチスタ 意味
ドラマ『医龍』や映画『チーム・バチスタの栄光』で、最近、よく聞くようになった「バチスタ」という言葉ですが、どういう意味か、ご存じでしょうか?
このバチスタというのは、バチスタ手術のことです。バチスタ手術は、拡張型心筋症の患者に対して行う手術のことで、「バチスタ」と呼ばれるのは、この手術の考案者であるブラジル出身の心臓外科医ランダス・バチスタの名前に由来しています。
拡張型心筋症というのは、心臓の筋肉(心筋)が収縮する働きが弱くなったり、左心室が大きくなったり、心筋が伸びて緩くなったりなどの症状が現れる病気です。こうした症状によって、心臓が全身に血液を送り出すポンプ機能が低下してしまい、症状が進むと突然死もまれではないような病気となっています。根本的な治療方法は、心臓移植を行うこととなりますが、日本では特に心臓のドナー(提供者)が不足しているという問題点があります。
バチスタの意味とは
ドナー不足などの問題から心臓移植の手術を受けることができない場合の代替手術として、バチスタ手術は行われることとなります。具体的な手術方法としては、拡張してしまった心左心室を3分の1ほど切り取って、形を整えるという内容になります。技術的に難しい手術でリスクが高いとされ、まだ研究が途上の段階であるため、現在アメリカでは禁止された手術方法であるとのことです。
日本国内での初の手術例は、1996年12月2日に湘南鎌倉総合病院の須磨 久善院長(当時副院長)により行われました。現在では、バチスタ手術を応用・発展させたものである「左室縮小術」という手術法が注目を集めているのだそうです。
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