利尻昆布
北海道で取れる昆布は、ほぼ、日高昆布と利尻昆布に大別されます。利尻昆布の中にも、順位があり、利尻産、礼文産、稚内産という順で、高値で取引されているのだそうです。実際のところ、利尻島の昆布は、ほぼ市場に出回ることはないのだそうです。
利尻昆布は、上品なだしが採れるため、懐石料理ではよく使われ、特に京料理では不可欠なものとなっています。そうした理由から、利尻昆布のほとんどは、京都にまとめて出荷されているのです。つまり、一般的にスーパーなどで見かける利尻昆布という名前が冠された昆布は、利尻周辺で採れた礼文産や稚内産の昆布の場合がほとんどなのです。
利尻昆布は、甘さ・こくが 特に強く、美味しいと評判の昆布です。また、そもそも昆布は、とても栄養価の高い食品ですカルシウムが牛乳の6倍ほども含まれ、たいへん豊富です。また、アルギン酸とフコイダンという水溶性の食物繊維(粘質多糖類)がたっぷり含まれています。
利尻昆布のふりかけ
カルシウム、食物繊維の他にも、甲状腺ホルモンの元となり、海草類・魚類などの食品に含まれるヨウ素(ヨード)も、トップレベルの含有量となっています。カルシウム、食物繊維、ヨードを豊富に含む栄養満点の昆布ですから、できれば毎日、採りたいものです。ふりかけに含まれていれば、ごはんに掛けるだけで、手軽に食べられますよね。でも、利尻昆布のふりかけは、残念ながら、商品として広く販売されているようなものはないようですから、自分で作ってみてはいかがでしょうか。利尻昆布とニンジンや大根の皮などを、バーミックス、フードプロセッサー、ミキサーなどで細かく刻み、ごま油で炒めて、みりん、砂糖などで味付けすると、おいしい利尻昆布のふりかけができあがります。